建設業許可を取った後、会社であればいずれ代表取締役(社長)の
交代の時期が訪れます。
今週もお客様から一件、そのようなご相談がありました。
建設業許可を取ったのは7~8年前になります。経審のお客様から
ご紹介を頂き、お付き合いが始まりました。
社長と奥様が長く切り盛りされてきたのですが、他の業界にお勤めの
ご子息が転職して家業に加わってこられました。
その後、現場のリーダーとして経験を積まれ、施工管理技士資格も
しっかりと合格をされました。
この資格のおかげで、業種追加の申請もスムーズにできました。
産廃の収集運搬の許可も取りました。
また昨年度からは、ご子息の意思で経営審査の申請も行い、公共の
お仕事も挑戦していこうとされています。
次の決算を境にご子息と社長を交代したい。
若くて意欲的な後継者が存在することは何よりのことです。
経営的な判断、特に資金のやり繰りはこれから経験を積むことに
なるでしょうが、営業的にはパワーアップ間違いなしでしょう。
弊所も許認可に支障が出ないように、サポートさせていただきます。
ただ一点、社長様にお願いをしました。
借入先の金融機関の意向を確認することです。
希に金融機関が難色を示したため代表者の交代ができなかったり、
前社長が会長として代表権を維持したままになっている、という
お客様もいらっしゃいます。
それだけクリアーして頂ければ、あとは大丈夫だと思います。