経審の評価項目の中で、技術力は25%という高いウエイトを占めています。
経審の総合評定値の計算式
総合評定値P=0.25X1+0.15X2+0.2Y+0.25Z+0.15W
この技術力(Z点)は技術職員が保有する資格(Z1)と業種別の元請完成工事高(Z2)が対象です。
技術力の計算式 Z=Z1×0.8+Z2×0.2
技術職員が8割、元請完成工事高が2割の配分で、それぞれの評価点を合計します。
社員さんの資格取得の後押しはもちろん大切ですが、Z点の向上によるP点の改善をしていくには、元請の完成工事高をこまめに集計して、工事経歴書及び直前3年の工事施工金額に対して漏れなく計上していくことも地味に実行できる経審対策です。